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島の土から生まれるものを原料に

農業従事者の高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増加が懸念される島嶼部の現状を打開するため、耕作放棄地の再生と収穫物を利用した６次産業化を目指し、地域活性化の柱の一つとするために江田島市が取り組む「オリーブ振興計画」。その輪の中に「Isola Essentials」のオリーブの木もあります。

オリーブオイルの原料として充分な量の実が収穫できるまでは幾年もかかります。自身によるオリーブオイル販売を目指しながら、倉橋島ではハーブを栽培し、島の土から生まれるものを原料に展開する事業を進めています。

地域産品と交わりながら成長する

自家栽培のハーブとオリーブ、そして地域の産品を原料に様々な商品づくりを進めています。

苺、ブルーベリー、無花果、柿や柑橘など、島で採れた果実にハーブの香りを纏わせたアロマティック・コンフィチュールは Isola Essentials 人気の商品です。５月に咲く蜜柑の花を蒸留しつくる「Fragrance Mist 蜜柑の花」。色が変わる不思議なハーブ「マロウティー」。剪定によりでたオリーブの葉を乾燥しレモングラスと合わせたお茶など。

今後も様々な商品を開発し、地域産品と交わりながら成長してまいります。

畑で育てたものをアレンジし直接お客様に届ける

オリーブオイルやハーブの食べ方も色々。地元食材をふんだんに使用しながら、ハーブやオリーブを使用した料理を農家メシと称して様々なシチュエーションで提供しています。島内外のイベント出店はもちろん、時にはオリーブ収穫期に畑で。夏にはSUPで漕いだ先の海岸で。紹介制によるケータリングも行なっています。

畑で育てたものをアレンジし直接お客様に届ける。大切にしていきたい活動の一つです。

島で暮らす

活動の中に多くの出会いがあり、たくさんの仲間ができます。その仲間の活動も応援しながら、お互いに地域活性を図っています。夏はSUPのインストラクター、秋はオリーブ収穫ボランティアの案内や栽培者向け自家用搾油の施設要員として動き、時には収穫や草刈り、猪柵の設置も。根底にあるコンセプトは「島で暮らす」「瀬戸の潮風に抱かれて生きる」です。